数式を利用した合計・平均値などの計算方法(手入力項目・計算式項目)
「計算式項目」を作ると、集計した値を使って足し算・割り算などを行い、結果をシフト表の「小計」「合計」の行に表示できます。
利用者数など、シフトからは数えられない値は「手入力項目」を作って日ごとに入力し、計算式に使います。
この操作に必要な権限
シフト設定権限
「設定」の「手入力項目」タブや「計算式項目」タブで、「追加」のボタンが押せれば、この権限があります。
ボタンが薄い灰色で押せない場合は、法人管理権限を持つ管理者(施設長や事務長など)に、権限の追加を依頼してください。
手入力項目の値をシフト表に入力するときも、シフト設定権限が必要です。
手入力項目・計算式項目の設定手順
計算式に使えるのは、「カスタム集計項目」と「手入力項目」です。
勤務時間や人数を使うときは、先にカスタム集計項目を作ってください。
作り方は、「記事:メンバータイプ・職種・勤務形態・資格・職員タグを指定して集計する方法(カスタム集計項目)」をご覧ください。
手入力項目を作る場合
利用者数のように、シフトからは数えられない値を使うときに作ります。
- 管理画面の左メニューで「シフト作成」をクリックします。
- 画面左上の「グループ」で、設定するグループを選びます。
- 「version」で、「(編集中)」と付いたものを選びます。
- 画面右上の「設定」をクリックします。
- 「手入力項目」タブをクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 「手入力項目作成」の画面で、「名前」を入力します。
10文字まで入力できます。 - 「入力単位」で、「チームごと」か「全体」を選びます。
- 「保存」をクリックします。
- 確認の画面で「OK」をクリックします。
「手入力項目」タブの一覧に、作った項目が表示されたら完了です。
作った項目は、シフト表の「小計」「合計」の行のいちばん下に、自動で追加されます。
「入力単位」は、次のように選びます。
-
チームごと:チームごとに値を入力します。
各チームの「小計」の行に入力し、「合計」の行には各チームの値の合計が表示されます。 -
全体:グループ全体で1つの値を入力します。
「合計」の行に入力し、「小計」の行には表示されません。
チームが1つのシフト表では、「チームごと」だけが選べます。
手入力項目の値は、シフト表の「通常」タブで日ごとに入力します。
手入力項目の行と日付の列が交わるマスをダブルクリックし、値を入力してEnterキーを押します。
「チームごと」は「小計」の行、「全体」は「合計」の行のマスです。
マスに値が表示されたら完了です。
値は0以上の数で、小数第2位まで入力できます。
消したいときは、マスを選んでDeleteキーを押します。
計算式項目を作る場合
- 上の手順1〜4で、「設定」を開きます。
- 「計算式項目」タブをクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 「計算式項目作成」の画面で、「名前」を入力します。
10文字まで入力できます。 - 「集計方法」で、「合計」「平均」「非表示」のどれかを選びます。
- 画面下の「集計項目」「演算子」「その他」から部品をクリックし、計算式の欄に順に並べます。
- 「完成後の計算式」で、式の内容を確かめます。
- 「保存」をクリックします。
- 確認の画面で「OK」をクリックします。
「計算式項目」タブの一覧に、作った項目が表示されたら完了です。
計算式項目は、シフト表の各チームの「小計」の行と「合計」の行のいちばん下に、自動で追加されます。
計算式の部品は、次のとおりです。
-
集計項目:作ってあるカスタム集計項目と手入力項目が並びます。
「全体」の手入力項目には「(全)」が付きます。 - 演算子:「+」「−」「×」「÷」「(」「)」の6つです。
-
固定値:100などの数を入れます。
クリックすると「固定値を入力」の画面が開きます。 -
IF文:条件に合うときと合わないときで、使う値を変えます。
たとえば、利用者数が基準を超える日だけ1を出す、といった使い方です。 - 切り上げ・切り下げ:式の結果を、小数点以下0〜2桁で切り上げ・切り下げます。
「集計方法」は、シフト表の右側の「集計・計算式」の列に出す、月の値の出し方です。
- 合計:日ごとの計算結果を足した値を表示します。
-
平均:月の合計どうしで式を計算し直した値を表示します。
割合(%)を出すときに使います。 -
非表示:月の値を出さず、「-」と表示します。
IF文で判定する式など、足しても意味のない式に使います。
日ごとの値は、どれを選んでも「小計」「合計」の行に表示されます。
たとえば、介護職員の勤務時間のうち介護福祉士が占める割合(%)は、次の式で「平均」を選びます。
- 介護福祉士の勤務時間 ÷ 介護職員の勤務時間 × 100
「平均」で使える式は、「A÷B」「(A÷B)×固定値」「固定値×(A÷B)」の形だけです(A・Bは集計項目)。
IF文・切り上げ・切り下げ・「+」「−」は使えません。
「集計方法」の右の i のアイコンにマウスを乗せると、説明が表示されます。
計算は、次のように行われます。
- 値を入れていない日の手入力項目は、0として計算します。
- 0で割る式になった日は、結果が0になります。
他グループからコピーする場合
ほかのグループで作ったカスタム集計項目・手入力項目・計算式項目を、まとめてコピーできます。
- 上の手順1〜4で、「設定」を開きます。
- 「カスタム集計項目」「手入力項目」「計算式項目」のどれかのタブをクリックします。
- 「他グループから一括コピー」をクリックします。
- 「他グループから集計項目一括コピー」の画面で、「コピー元」のグループを選びます。
- 「コピー対象の項目一覧」で、コピーされる項目を確かめます。
- 「一括コピー」をクリックします。
- 確認の画面で「OK」をクリックします。
「集計項目を一括コピーしました」と表示されたら完了です。
- コピー元のグループの、最新のシフト表にある項目がコピーされます。
- 3種類の項目が、どのタブから開いてもすべてコピーされます。
項目を選んでコピーすることはできません。 - 手入力項目に入力した値はコピーされません。
- カスタム集計項目で使っている職員タグも、一緒にコピーされます。
注意点
- 計算式に使っている手入力項目・カスタム集計項目は削除できません。
削除しようとすると、「計算式項目で利用されているため削除できません」と表示されます。
先に計算式項目を直すか、削除してください。
- 手入力項目の「入力単位」は、あとから変更できません。
変えたいときは、手入力項目を作り直してください。
- 同じ名前の項目があると、他グループからコピーできません。
コピー先に同じ名前の手入力項目・計算式項目などがあると、エラーになります。
先に削除するか、名前を変えてください。
勤務タイプ・勤務タイプグループ・職員タグは、計算式に直接は使えません。
同じ条件のカスタム集計項目を作って使ってください。
計算式項目を、ほかの計算式項目の式に使うこともできません。
計算式項目の値は、「表示・集計設定」の「集計小数点以下桁数」の桁数で四捨五入して表示されます。
「切り上げ」「切り下げ」で2桁にしても、この設定が「1桁」なら、表示は1桁になります。
式に「切り上げ」「切り下げ」を入れると、計算式項目の画面にも、そのときの桁数が表示されます。
桁数の変え方は、「記事:集計した値の小数点以下の桁数を変更する方法(集計小数点以下桁数)」をご覧ください。
手入力項目・計算式項目は、このあと新しく作る月のシフト表に引き継がれます。
手入力項目に入力した値は引き継がれません。
前月の値を写すときは、「記事:前月の予定数を翌月に引き継ぐ方法(予定数・手入力項目AI自動引き継ぎ機能)」をご覧ください。